都市伝説 調査隊(file:3)
迦波羅(カバラ)は、八咫烏がその活動の核として用いていたとされる秘術ですが、
その具体的な内容については、伝承や研究書でも詳細が明かされておらず、
謎に包まれています。
そんな謎の部分が我々のような都市伝説ファンの心をつかむのではないでしょうか。
1.伝えられる特徴と背景
迦波羅は、神道・陰陽道・宮中祭祀の実践に深く関わっていたとされ、天皇や皇族の日常
生活の管理や国家的な祭祀、緊急時の天皇避難計画など裏方として機能していたようです。
八咫烏の構成員は「迦波羅」の達人であり、陰陽師としての側面も持っていたとされます
ので、あの有名な安倍晴明の師匠も賀茂氏といわれていますし賀茂氏→賀茂神社→八咫烏
ということで何か関係しているかもしれませんね。
2.迦波羅の正体に関する説
一部の研究やオカルト文献では、「迦波羅」はユダヤ教神秘主義の「カバラ(Kabbalah)」
と関連付けられることもあり、数や言葉、名前の呪術的な力を重視した体系だったとも推測
されています。
具体的には「名前」と「数」、「言葉」と「文字」による呪術や生命の樹(セフィロト)
などの象徴体系を用いたオカルト的な実践があった可能性が指摘されています。
3.具体的な実践内容
現存する文献や伝承では、「迦波羅」の具体的な儀式や呪術の手法、体系的な内容は明らか
にされていませんでした。
八咫烏が行っていたとされる神事や陰陽道儀式、天皇の護衛・避難計画などが「迦波羅」の
一部であったと推測されていますが、これについても確たる情報を見つけることはできませ
んでした。
4.まとめ
八咫烏の秘術「迦波羅」は、神道・陰陽道・宮中祭祀を支える呪術体系であり、名前や数、
言葉、文字などの力を重視した神秘主義的な内容だったと考えられていますが、その具体的
な実践内容や詳細は、秘術中の秘術であり現在も明らかになっていません。
迦波羅について興味を持った方は『失われたオカルト呪術「迦波羅」の謎』という本がムー
の出版社からでていますので良ければ読んでみてください。
記事を最後まで読んでいただき有難うございました。良ければ別の記事もご覧ください。
コメント