世界を裏から操るレプティリアンの正体とは?

世界の都市伝説

都市伝説 調査隊(file:10)

「某国の女王の目が一瞬、爬虫類のように変わった」
「あるジャーナリストがレプティリアンと直接インタビューした」

そんな突飛な話を耳にしたことはありませんか?今回は、陰謀論界隈でも根強い人気を誇る“レプティリアン”について掘り下げてみたいと思います。

レプティリアンとは?

レプティリアン(Reptilian)とは、「ヒト型爬虫類」「爬虫類型宇宙人」とも呼ばれる謎の存在です。人間のような姿をしながらも、鱗のある肌や蛇のような瞳を持ち、SF作品や都市伝説、陰謀論の中で語られてきました。現実世界でその存在が確認されたことはありませんが、一部では彼らが人類社会に深く関与していると信じられています。

陰謀論の震源地:デイビッド・アイクの主張

レプティリアン陰謀論を体系化したのは、イギリスの作家デイビッド・アイクです。彼によれば、レプティリアンは竜座アルファ星系からやってきた高度な知的生命体であり、地下や異次元に拠点を築いているとのこと。

特筆すべきは、彼らが「シェイプシフター」として人間に化け、世界の支配階級──王室、財閥、政治家たち──に成りすましているという説。アイクは著書『大いなる秘密』(1999年)で、イギリス王室、ロスチャイルド家、ブッシュ家、日本の天皇家までもがレプティリアンに関係していると述べています。

レプティリアンの特徴と能力

  • 外見:身長2メートル前後、鱗に覆われた肌、蛇のような瞳。中には翼を持つ個体もいるとされます。
  • 能力:人間への変身(シェイプシフト)、意識の操作、異次元間の移動など、まるでSF映画のような超常的能力。
  • 目的:人類を支配し、恐怖や不安といったネガティブな感情エネルギーを糧にしているとも言われています。

起源とルーツ

この概念は突拍子もないように見えて、実は神話や文学の中にもその片鱗が見られます。

  • 1929年、作家ロバート・E・ハワードの短編『影の王国』には、人間に化ける蛇人間が登場。
  • さらに、クトゥルフ神話やアトランティス伝説、アフリカ・ズールー族の神話にも、似たような“爬虫類的存在”が登場しています。

つまりレプティリアンは、現代の陰謀論と古代神話の合流地点に現れた存在とも言えるでしょう。

日本における展開と独自解釈

日本でもインターネットやオカルト系メディアを通じて、この陰謀論は一定の支持を得ています。

中には「松ヤニを使えばレプティリアンを撃退できる」といったローカルな解釈も登場。さらに、天皇制や民族主義と結びつけて語られることもあり、陰謀論が政治的文脈に組み込まれる例も出ています。

社会的影響と批判

この説は都市伝説やエンタメの一部として楽しむ人も多い一方で、実際の差別や陰謀論の拡散、社会不安の助長といった負の側面も持ちます。調査によれば、アメリカでは実際にこの説を信じている人々が一定数存在し、陰謀論の影響力の大きさが浮き彫りになっています。

都市伝説モード全開考察:お金とレプティリアンの意外な共通点?

さて、ここからは少し“都市伝説的解釈”で考えてみましょう。

現実世界を本当に動かしているのは、国家でも政治家でもなく「お金」ではないでしょうか?一流企業の意思決定は株主や投資家によって左右され、政治家は資本家の献金なしには動けません。

誰かの命を奪う事件や、自死に追い込まれる借金問題……それらはすべて“お金というモンスター”の仕業ではないか?
そのお金の化身として、都市伝説の中で具現化されたのがレプティリアン──そんな見方もできるのかもしれません。

まとめ

レプティリアンとは、爬虫類の特徴を持つ異星人が人類社会に潜入し、陰から支配しているという説に基づいた都市伝説です。そのルーツは神話や古典文学にあり、現代ではデイビッド・アイクによって体系化されました。

科学的な根拠は存在しませんが、時代や社会の不安を映し出す鏡として、あるいは“資本主義の怪物”の象徴として──都市伝説という形で我々の想像力に訴えかけてくる存在なのかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の都市伝説ファイルもお楽しみに。(^^)

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