都市伝説 調査隊(file:16)
「かごめかごめ」に隠された呪術と謎 ― 血塗られたわらべ歌の真相とは?
子どもの頃、誰もが一度は遊んだことがある「かごめかごめ」。このわらべ歌、実はただの遊び歌ではない——。
その背後には、古来から語り継がれる“闇のメッセージ”が隠されていると噂されているのです。
今回は、そんな「かごめ歌」にまつわる複数の都市伝説を一挙にご紹介。果たしてこの歌は、誰かへの呪いなのか、それとも国家レベルの暗号だったのか——。
1. 「妊婦・流産」説──お腹の中の“かごの鳥”
「かごめ」は「籠女(かごめ)」と書き、妊婦を意味するという説から派生したものです。歌詞の解釈によっては、なんとも不気味な光景が浮かび上がります。
- かごの中のとり → お腹の中の胎児
- いついつでやる → いつ生まれてくるのか
- よあけのばんに → 出産が始まった深夜
- 鶴と亀がすべった → 母体の転倒=流産
- 後ろの正面だあれ → 生まれるはずだった子に問いかけている…?
単なる童謡にしては、あまりに重く、深い内容だと思いませんか?
2. 「囚人・処刑」説──牢に囚われた罪人の声
この説では、「かご」は牢屋、「とり」は囚人を指します。歌詞全体が処刑を目前にした罪人の心情を描いているというのです。
- かごめかごめ(囲め囲め)
- かごの中のとりは(牢に囚われた者)
- いついつでやる(いつ処刑されるのか)
- よあけのばんに(夜明け前の執行)
- 後ろの正面だあれ(見届け人、あるいは処刑人は誰なのか)
これはまさに、怨念すら感じさせる歌詞の解釈。ゾッとしますね。
3. 「遊女」説──籠に囚われた女たちの歌
「かごめ」は遊郭で囲われた「籠女(かごめ)」の隠語だという解釈も存在します。この説では、自由を求める遊女の叫びが描かれているのです。
- かごの中のとりは → 遊郭の遊女
- いついつでやる → いつ身請けされて外に出られるのか
- よあけのばんに → 夜明けも晩も関係ない日々
- 後ろの正面だあれ → 本音を見抜いてくれる人は誰?
この説が事実なら、あの歌は決して子どもの遊び歌ではありません。
4. 「徳川埋蔵金」説──日光東照宮に眠る財宝の暗号?
驚くべきことに、「かごめ歌」は徳川埋蔵金の在処を示している暗号だという説も。これは都市伝説番組『やりすぎ都市伝説』でも取り上げられた有名な説です。
- 「かごの目」は六芒星(ダビデの星)に通じる
- 「かごの中のとり」は日光東照宮
- 「鶴と亀」は東照宮にある彫刻
- 「後ろの正面」=影が指し示す祠の位置
なんと、その祠には欠けた六芒星が刻まれており、その下に埋蔵金が眠っている…というのです。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
5. 「呪術的儀式」説──裏切り者を裁く輪の儀式?
「かごめ」の遊び自体が、かつて行われた呪術的な儀式の名残ではないか、という解釈も。
輪の中央に座る子どもは、かつての霊媒。歌に込められたのは、裏切り者への裁きだったともいわれます。
- 「囲め囲め」→裏切者を囲め
- 「かごの中のとり」→囚われた皇子
- 「夜明けの晩」→政権転覆後
- 「鶴と亀がすべった」→新たな権力者の統治
- 「後ろの正面だあれ」→その裏切者は誰だ?
この解釈、もはや民俗ホラーです。
6. 「ヘブライ語」説──失われた契約の民とつながる?
最後に、かなり異色の説をご紹介します。それが「かごめ歌=ヘブライ語説」。日ユ同祖論に基づくこの説では、歌詞が契約の民・イスラエルに由来するというのです。
以下は一部の“翻訳”例:
- カゴ・メー カゴ・メー → 「誰が守る、誰が守る」
- イツィ・イツィ・ディ・ユゥー → 「契約の箱から神器を取り出せ」
- ヤー・アカ・バニティー → 「神譜を継ぐ守りを作れ」
陰謀論的ではありますが、なぜか妙に整合性があるのが不思議です。
まとめ:歌に込められた“何か”は本当にあるのか?
「かごめかごめ」の歌詞は、どれも意味があいまいで解釈の余地が多い分、さまざまな説が語られてきました。
どれも都市伝説であり、確たる証拠があるわけではありませんが、それでも私たちは、このわらべ歌にどこか“底知れぬ闇”を感じずにはいられないのです。
子どもたちが輪になって歌い遊ぶその姿の裏に、もしもこうした真実が潜んでいたとしたら…?
信じるか信じないかは、あなた次第です。
📌 次回の調査対象は、かの「失われた聖櫃(アーク)」。その行方を追う壮大な陰謀に迫ります。
どうぞお楽しみに!!
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